半額は無かったことにしろ
- 冷凍してしまえば、半額は文字通りなかったことになる
前回私は半額商品を誰にも気づかれずに保管し、何事もなかったかのように使う方法があると言いました。
今日はその方法を紹介します。
…と言っても上のBOXに書かれている通りなのですが。
そう、冷凍することで半額は無かったことにできるのです。
通常肉のパックなどに貼られている半額のシールは剥がすとラップごとシールがはがれてしまい、明らかに隠蔽工作をしたことがばれてしまいます。
そうなったら家庭崩壊のピンチ。
”なんだこいつ、家族に半額のものばっかり買ってくるのね。私大切にされていない”
こんなことを思われたら元も子もありません。
つまり、半額の隠蔽工作はよほど精密に、ばれないように行う必要があるのです。
まぁ、まず論より証拠と言います。
これから出てくる画像をよく見てください。
これです。キンキンに冷えているのがお分かりいただけるでしょうか?
実はこの瞬間、冷凍されたことによりラップはパリッとなり、シールはカチカチになっているんです。あとはこれを…
こうして……
こうです。
…お分かりいただけたでしょうか?こいつが半額だった形跡など、微塵も残さず10%引きへと肉の質が格上げされていることを。
ちなみにこの時注意して頂きたいことがあります。
シールをはがすときは必ず値段ラベルのある側から斜めに剝がしていってください。
これは何故かというとラップの粘り気を、剥がすきっかけのところで与えないためです。
何事もそうなのですが、動き始めが一番エネルギーを使うのです。
動摩擦係数にきっちりと移行させてから、ラップの部分を突破するのです。
やはりこの隠蔽作戦、100%成功するわけではないのです。
それなのにも関わらず油断してラップのほうからシールをはがすきっかけを作ろうするとその油断が命取りになり、結構な確率で家庭崩壊のピンチを招いてしまいます。
さぁ、ここまでくれば後は簡単。
残りの10%引きを取り去り、肉を最高品質へと高めていきます。
さぁ、未知の世界へ…3,2,1……
……失敗しました
こいつはまずいですね。このままでは家族にばれてしまう。
安心してください、ちゃんと策はあります。
こうして……
こうです。
どうでしょうか?冷凍されているが故にラップの損傷が最小限のダメージに抑えられ、
そしてとどめのフレックスのビニール袋で近くから見なければ値引きされていた事実をもはや認識することすら不可能。
それどころか、これがメキシコ産の肉であることすら認識することが難しくなっています。
およそ完璧と言わざるを得ません。
さらに言うとこの肉は冷凍されていますので、もはや賞味期限は∞です。
どれだけ日にちが経とうともはや関係ない。
そこにあるのは完璧なまでに品質が保たれたロース肉があるという事実があるだけ。
よしんばばれたとしても、ここまで家庭のためを思って努力する旦那を許さない妻がいるわけありませんね。
これはこの世の真理。
こうして合法的に半額商品を仕入れ、あなたの資産は今日も守られていくのです。
今日もお仕事、お疲れさまでした。
半額のシールであなたの一日の疲れがどうか癒されますように…