信用取引は危険
- 自分の持つ金以上を賭ける信用取引はマジで危険
- 多額の保証金を払えるだけの金が準備できてるなら等倍投資しよう
とあるところのX、並びにネットニュースを通じて、先日の株価暴落に対しての実害例が目に付く。
なんでも信用取引でやられたんだそうな…。
信用買い残が急減、株暴落で追い証多発-「傷んだ個人多い」 (msn.com)
知識がやや乏しいので…なんだ?信用って?
っと思って調べたら、あぁ何のことはない。要はレバレッジ取引のことか。
信用取引が「危険」と言われる理由 | SMBC日興証券 (smbcnikko.co.jp)
自分が持ってる現金以上の金を投資に賭けられるっていう例のアレですね。
一時的に賭け金の3.3倍くらいの金を借りて投資できるっていうシステムです。
例えば100万円しか賭けられる金がないのに証券会社から230万円追加で借りて330万円賭けられるっていうやつですね。
<株価が例えば10%上がった場合>は
普通の投資の場合は
・100万円の+10% で110万円。 10万円の儲けになるけど、
信用の場合は
・330万円の+10% で363万円。 33万円の儲けになる。
単純に儲けの額が3.3倍(最大)になるというシステム。
ただ、一方でマイナスの方も3.3倍になってしまうため株価が僅か30%くらいマイナスの出た時点で自分の掛け金はゼロになる。
しかもじゃあ損したら売らずにもう一度株価が上がるまで待とうとしても信用取引の場合待っちゃあくれない。
もともとの掛け金の幾らか分の損が一度でも発生した時点で、証券会社に保証金を支払わなければならないとかっていう制度があるらしい。
(それ専門のサイトではないので詳しいところの説明は省きます)
そもそも自分の余力を超えた金を入金してるのにそんな追加の金なんてねーよっちゅう話ですがそんなことは証券会社は知ったこっちゃあない。
故に破滅。
……危険すぎますね。だとしたらその追加の金にも耐えられるように賭け金の3倍の資産をもっとけという話になるわけですが、それなら信用取引せずに普通の取引をしろよという。
金は持ってないけど一か八か手っ取り早く億万長者になりたい。
そんな人のためのシステムになるわけです。
つまり、信用取引を選ぶ時点で負けたら財産崩壊、借金まで行ったら人生破滅。
こんな感じのルートをたどることになるわけなんだよなぁ。
今後このブログでも資産を増やす方法というのを紹介していくことを予定しているわけですが……信用取引だけは基本的に紹介しないようにしようと考えさせられました。
私自身も先日の暴落ではかなりのダメージをくらいましたが、少し待つだけでもかなり経済は回復してきてますからね。
どうしようもないときでも、待てるってかなり重要なことですよ。
強制的に待たせない、落とされるというこういう取引の仕方はすべきもんじゃあないですね…