マネジメントに対する違和感
- 社会である程度の地位になるとマネジメントを学習することになる
- メイン業務がマネジメントになった時、個人としての技術レベルは頭打ちする
ITパスポートという資格を取れば会社で少し金がもらえるぞというシステムができたため最近少し勉強してます。
恐ろしいくらい意識高い系社会人が使いそうなどこかで聞いたことのあるインテリ系の言葉がいっぱい出てきます。
これ、主にマネジメント系の知識ですね。
っていうか、これを基本的に全社員に推奨するのか…。
なんか、社会に出て感じる違和感なんですけど、ちょっと企業の中で実力がつきだすと、技術系の仕事はどうでもいいと言わんばかりにマネジメント系のスキル習得に主眼が変わりだすのなんでなんだろうとよく思います。
私、就職活動の時に企業の仕組みのことよく分かってなくて…
”あなたは、弊社の中で最終的にどの地位まで上り詰めたい”みたいなことを言われて
”部長ですかね。技術系の仕事ができる上で目標も高いので”
とかってバカなコメントをしてしまいましたが……
(当時はよくあれで面接落とされなかったな…って感じ)
実際は、現実には部長どころか係長のレベルで基本的に技術の実働部隊からは離れてしまいます。
こいつに強烈な違和感があります。
変な話ですけど係長以上になってしまうと技術者としてのレベルが下がるような気がするんですよね。コアな技術だけを追求するとその会社において上に上がる道が閉ざされてしまうんです。
お金が欲しければ、上に上がりたければマネジメントのスキルを身につけなければならないみたいな。
私の会社にもコースステージ制度ってのがあって、
Standardコースと、Manegementコースみたいな。そこにレベル1, 2, 3みたいになっていて。
昔はこのStandardコースにかなり上のレベルまであったみたいなんですが、
最近ではレベルの上限が引き下げられてしまい、そこより上に上がりたければManegementコースに移るしかない。
んで、Manegementコースに移り、役職がついたとたんに自分としての技術力はもう上がることはない。
もちろん、マネジメントとして自分の後輩を大量に教育し、自分を超えさせることで結果的に将来的技術を向上させるということが重要でそれが会社にとっての全体最適になるということなのだろうということはわからんでもない。
が、どうしてこうマネジメントというところに偏ってしまうのかねぇというのはやや不満であり、謎でもある。
生き方としては最初から最後までマネジメントなんかに徹さず、ひたすらに己のスキルのみを磨くなんてのもありな気がしますがね…。
ただ、それやってっと最初の方はいいがマネジメントのスキルを磨く人よりもどこかで確実に金銭面のupがのろくなってしまうんですよ。
これはすごくジレンマのような気がする。あなたの会社はどうでしょうか?
結局最終的に一番大事なものはというと、生きることであったり家族であったりとかするわけじゃあないですか。
そうなると大事なものはそれらを守る金になるわけで。
マネジメントなんてくそくだらねぇぜ。とかって言葉は言えないんだよなぁ。
ブログのタイトルを資産を守る100の方法なんてしちゃうくらいだしね。
多分会社の中ではこういう上と下の考えるギャップがあるのですよ。
マネジメントに携わる人は絶対にマネジメントを学べってなるのも分かるような気がしますしね。
みなさんはどう考えますか?