激ヤバ相場
- 日本の資産は8月のわずか5日で約1/5が失われた。
- サラリーマンに残業規制が入ると株やっていない人すらも危ない
みなさん、今日の日経平均株価の下落っぷりはご存じでしょうか?
なんと-13.47%です。
特に銀行系の株価なんかが激しく行っちゃっててところどころ-20%近い下落を叩き出してます。
3日連続でマイナスに泣ているので、8月だけの下落率をみると日経平均ですら-20%を超過しちゃってます。
つまりめちゃくちゃ単純に言ってしまうとこの5日間で日本全体の資産が1/5減りました。
それは…企業にとってかなりまずいと思いますね。
こうなった原因は数点。
- 米成長企業のここ数日間の急激な落ち込み
- 米インフレ抑制実感に伴う利下げの確信
- 日銀利上げの実行
- それらに伴う急激な円高の促進
基本的に輸出国である日本は、円安になることで利益を叩き出す企業の方が多い。
それこそ1円の為替が変化するだけ億単位の利益が変わるといわれています。
それがこの短期間に20円くらい行っちゃったんですからね。
企業にもよるかと思いますが、この影響で何百億何千億という利益の下落が示唆されたと思います。
こらもうこの企業終わりだってことでそこから株主たちが株を売りにかかると…
それに圧力をかけるように起きた資産の1/5の消滅。
いや、これは…この後の経済の動きにもよりますが、企業は財政赤字を防ぐためにまた残業規制とかをやりかねないのではないでしょうか…。
そうすると賃金は上がるどころか減り…、もうすでに2年も実質賃金が低下しているのに今度は実質じゃあない賃金まで低下。ところが物価は上がったままの状態。
こいつはあまり想像したくない未来ですね。
巷で言われていますが、日銀利上げの実行は大失敗だったと思います。
恐らくこうなると米国は利下げを急ぎ、経済の早期回復に舵を切るでしょう。
そして日米金利差は縮まりより一層円高の方面に進む。
日本の方は経済のこれ以上の悪化を防ぐために即座にゼロ金利に戻して、急激な円高を防ぐ方向に行くと思います。
はっきり言って最近の経済の動きは訳が分からないです。
そもそもここまでの暴落を招くほど米経済にとって悪い情報は出ていないはずなのですが…。ここまで周りにどかどか影響が回るとつられ景気後退がありえてしまう。
正直ここはもう、耐えるしかないですね。
恐れすぎず、ただ事実を知り、耐える。
今はそんな時期だと思います。
まだこのブログでは経済の話そこまで書いていなかったんですが、ここまでの激しい動きに個人的に反応せざるを得ませんでした。