金は手が届かないところに置け
- 人は使える金があると使ってしまう
- ならば金は自分の手元になかったことにする
先日職場で現金か、電子マネーか的な話が議論に上がった。
最近はPayPayだとか、電子マネーが非常に流行っている。
しかもポイ活だとか割引にも意外と電子マネーの方が強く、財布の中もスタイリッシュにできるため、もはや資産を守るためには現金を持つことは非効率かもしれない。
…が、この答え。正直私としてはどちらもノーと言いたい。
本当に資産を守りたいなら、すぐ使える金を極力持ち歩かない。
個人的にこれが答えです。
人は金を持ち歩くと本来は我慢できるはずのジュースだとか、お菓子だとか…その他もろもろ “なんや、まだ金あるやん” って気のゆるみで買ってしまうんです。
ちょっと小腹が減っているとき、もし財布の中に1000円しか入ってなかったら財布が大ダメージを食らうから牛丼屋に入ることはないけど、
もし財布の中に1万円あったら牛丼喰ったところでそんなに金は減らないから思わず入っちゃうよねっていうやつ。
これは見える範囲での話で、もっと厄介なのは高額の出費。
牛丼くらいだったらまだいいんですけど例えば口座の中に1000万円あったら数百万円の車が大したことなく見えて買ってしまうとかそういう現象が個人的には一番危険。
金をもちすぎるとどんどん金銭感覚が狂い浮世離れしてしまう。
これを防ぐ画期的な方法が……投資だと思います。
投資をして自分の銀行口座から金をなくしてやると見かけ上金がなくなるため、この金銭感覚のバグリを抑えることができます。
もし自分の口座に1000万あったとして、900万投資して、見かけ上の口座の資金を100万円以下にしておけば”金あるから車を買おう”って意識を認識阻害することができます。100万円じゃあ新車は買えませんからね。
そしてその裏では投資した900万円は%単位で日々変化していき、
かけるところさえ間違えなければその資産は年々増えていきます。
まぁ、安全なインデックス投資にかけていれば社会の経済は右肩上がりで基本的に上がっていくので7%くらいは年間増えることが見込めるんだそうな。
資産を守れる上に、資産を増やすことができる。
これはまさに一石二鳥の考えで、さらに都合のいいことに特に人気な米国株の動きなんかは残業をしこたまして家に帰った後に丁度動き出すみたいな仕組みになっているからブラックリーマンにおいて非常に都合がいいんですよね。
さらに私みたいなショボいリーマンの場合、”そんなしょっぱい節約やってるくらいだったら1円でも給料上げろ”と言われたとき普通に考えたらその言った人に対して資産で勝つのは不可能。
だけれど、投資はうまくやれれば給料を超えるリターンをたたき出すことができるため、やり方次第では絶対に無理だと思われた下剋上を成し遂げることも可能です。
だから、資産を守る観点からも含め今現在特に大きな趣味がないのであれば、趣味は投資にすることが激激おすすめです。
このブログ、『資産を守る』=『節約する』というところに最大の主点をおいてはいますが、その付加価値としてやはり投資という観点は有益なので紹介せざるを得ません。
ということで、今後資産を守る100の方法とは別に資産を増やす100の方法というカテゴリも追加していこうと思います。
結局、たくさん節約して貯金が守れたとはいえ、ただのけちとして過ごしていてはなかなか幸せって訪れないんですよね…。