<雑記>続けることの重み
- 自分がかつてやりたいと思ったもの、やり続けるのはマジで大変
今日うちの奥さんが、自分の漫画が一位になったよーってめっちゃ喜んでました。
いや本当にすげぇなーって思います。
素直に拍手。
みなさん、過去に自分がなりたかったものってありますか。
理想の自分はありましたか?
かつてはあったかもしれない。
でも今はもうないなぁ。
人間どこかであきらめっちゅうものがある。
まぁ、そんな中幸にも不幸にも私は漫画家さんと歩む人生を選んでいます。
以前にも書きましたが、漫画家と言えば四六時中仕事のことを考えてるってことで、男性の理想として想像されるような家事全部をやってくれるスーパーガールみたいなことは起こりえません。
だから自分も家事を学んだよってところが少なからずあるわけですが、
相変わらず漫画を描き続けていられること。
一定の評価を得られていることってマジですげぇなぁってふと思います。
例えばこういうブログにしても最初楽しいなって思いながら書いていたのに、
次第に毎日書き続けることがきつくなるってことがあるじゃあないですか。
自分が入りたいと思って入った会社なのに、気が付けば文句ばかり言うようになっていたとか…
自分が漫画を描きたいと思って描き始めたはずなのに、気が付けば描くのが苦痛になっているみたいな。
人間成長して変わるのがとても大事だといいますが…
実は最初に持ち合わせた気持ちを、ずっと最後まで持ち続けることがもっと難しく大事なことであるということをこの歳になって感じます。
結構個人的に槇原敬之の”遠く遠く”って曲が好きなんですけど…
大事なのは”変わってくこと” ”変わらずにいること”って。
マジどっちやねんって思うんだけれど何だかわかる気がします。
はっきり言って出世して金を稼げるだけの優秀な社員にならなければならないし、
一方でなんだか全部過去好きだったものとか捨てちゃうのももったいないなって気になります。
でもね、わりかしどっちか捨てちゃってるんすよね。人間って。
悲しいけど、社会がどちらかの選択を求めてるシーンは本当に多く。
そんな中、いつまでも好きな漫画を描き続けられる奥さんはそらすげぇわ。
私はずっとずっと会社の上司を陥れることばかり考え続けるクズ社員。その差はデカい。
まぁ、つっても年収で言うと何故か私の方が上だし、本当にこういう夢のある職業というものの恐ろしさってのはありますよね。
会社でも漫画の話題になるとワンピースとかが話題に上がっちゃうもんなぁ。
そんなんと比べられてもどうしようもない。
億とか稼げるのなんて、本当に一握り中の一握りですもんね。
好きなもの、好きなことをやり続けることの重み、久々に感じました。